フランク・ロイド・ライトから学ぶ有機的生活
- FLUXUS_ONDA
- 2020年1月22日
- 読了時間: 2分
こんにちは、FLUXUSです。 先日兵庫県芦屋市にある重要文化財に行ってきました。
南北に細長い敷地、ゆるやかな斜面に寄り添いながら建つ建物。
幾何学的な彫刻を施した大谷石にマホガニーの重厚感のある木組み。
六甲山や神戸から大阪を見渡せる景観地。
そう、ヨドコウ迎賓館です。

フランク・ロイド・ライト(Frank Lloyd Wright)は、20世紀のアメリカ合衆国が生んだ建築の巨匠です。
日本では帝国ホテルの設計者として広く知られています。
有機的建築(Organic Architecture)を提唱した建築家で、住宅作品のみならず家具や照明などそのデザインは多岐に亘ります。

有機的建築とは、より豊かな人間性の保証に寄与する建築と要約されており、近代建築のテーマである機能性や合理性だけを追求するのではなく、周辺の自然環境と調和された美しさ、人間性の豊かさを感じる建築であるとロイドは唱えています。
様々な技術が発達し、利便性や効率性または安全性などあらゆる面で進歩を感じますが、近い将来にAIやアルゴリズムに人類は支配されるなんて説も。(21Lessons ユヴァル・ノア・ハラリ著)
建築や美術など人間的な感性を磨く時間を大切にすることがとても重要だと、安藤忠雄氏も先日の講演会のなかで仰っていました。
皆さんもお忙しいなか、有機的生活を少し考えてみてはいかがでしょうか。
それでは素敵な週末を…
FLUXUS
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