GWに読みたいペルシャ絨毯専門書
- FLUXUS_ONDA
- 2020年5月1日
- 読了時間: 2分
更新日:2020年5月25日
こんにちは、FLUXUSです。
今回は、せっかくのゴールデンウィークにも関わらず外出自粛も重なりお出掛けができない皆さんに、とっておきのペルシャ絨毯専門書をご紹介します。 ご紹介する専門書は、こちらのおすすめ2冊。
大型で綺麗に製本されたこちらの本は読み応えもさることながら、美しいペルシャ絨毯の数々をたくさん見ることができます。 誰にも邪魔されずゆっくりとペルシャ絨毯の歴史やコレクションと向き合う… そんなゴールデンウィークも絨毯好きにはたまらない楽しみ方かもしれません。

【絨毯で辿るシルクロード(写真:右)】
こちらの本は、日本文化とペルシャ文化の密接な関わりを、京都祇園祭や正倉院、豊臣秀吉の陣羽織など、親しみのあるエピソードを踏まえて紹介してくれています。
私たちが普段何気なく目にしている文様や柄の数々は、かつてシルクロードを渡って伝えられたものなのかと考えさせられる内容になっています。
ペルシャ絨毯の頂点と呼ばれる古都イスファハンや、クムシルクで有名なシルク絨毯の一大産地であるクムの産地紹介は非常に読み応えがあります。
各有名工房の巨匠やデザイン、そして歴史をわかりやすくまとめてくれています。
ペルシャ絨毯について書かれた本として、はじめの一冊にするには大変おすすめです。
【20世紀 近代ペルシャ絨毯の変遷(写真:左)】
こちらの本は、図版/百年・百選と記載されているように、1880年から1970年ガージャール朝末期からパハラヴィー朝の時代まで、アンティーク&オールド絨毯を中心に近代ペルシャ絨毯100年の歩みを一冊にまとめた名作です。
決してお目にかかれないような数々のコレクションが、細部にまで鮮明にこだわって撮影された美しい写真と、専門家によって明かされるデザインと歴史の数々を、ひとつひとつ丁寧に紹介しています。
読者の掌の上でペルシャ絨毯を存分に楽しむことができる美術館のような作品です。
専門的な内容となっているので、ペルシャ絨毯の魅力を更に知りたい方におすすめです。
ぜひゴールデンウィークを過ごす楽しみのひとつとして、参考にしてみてください。
それでは素敵な週末をお過ごしください。
FLUXUS(フルクサス)では、インテリアの出張相談や当ギャラリーにてペルシャ絨毯をご覧いただけるような環境を整えることができます。
外出を控えられたい方、少しでも安全性の高い場所でインテリアを楽しみたい方、どうぞお気軽にご相談ください。
FLUXUS
Comments