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執筆者の写真FLUXUS_ONDA

Christian Diorとインテリアアートの歴史

こんにちは、FLUXUSです。

今回はDior(ディオール)が持つ素晴らしいアイコンや意匠、そして創業時の歴史を、インテリアアートの観点からお伝えしていきます。

クリスチャン・ディオール(Christian Dior)は、数々の名言を残しています。

「自分自身の個性を反映しない家に住むことは、他人の服を着ているようなものだ。」

この言葉はファッション業界のみならず、ライフスタイルを提言する人々にとって時代や国境を越えて伝わる素晴らしい言葉です。



「Dior」にはアイコンバッグがいくつもあるが、この “ブックトート”は現在のアーティスティック・ディレクター、マリア・グラツィア・キウリ(Maria Grazia Chiuri)が生み出したものです。

読書好きのマリア・グラツィアが書店で使われるトートバッグからインスピレーションを得てデザインし、2018年春夏シーズンにデビューした作品。

デビュー以降大ヒット商品となったブックトート、特に目を引いたのはこのデザイン。

そう、ペルシャ絨毯のメダリオンにも見える美しいデザインです。



この一際美しいメダリオンは、1970年代に制作されたイスファハン産の巨匠ヘクマトネジャード工房の代表作品です。

八花弁の花文装飾が描かれたメダリオンで、上下の菱形ペンダントから優雅に伸びるエスリーミーがフィールド全体に美しい曲線の渦を描きます。

「Dior」のアイコンともいえるブックトートに、美しくデザインされる花文装飾。

ファッションとインテリア、世界は違えど同じ景色を思い浮かべたのかもしれません。



ディオールは、自身の自宅と同じように自分らしさが表現された空間を、パリ・モンテーニュ通り30番地に「Dior」初のブティックとして作り上げました。

コンセプトには、フランス語で小間物を意味する“コリフィシェ”を掲げ、彼が敬愛する“18世紀の装身具店の伝統”を体現してみせた。


18世紀に誕生した“トワル ドゥ ジュイ”は、草花や神話などの風景が描かれたもの。

当時のブティックの写真を見ると、壁や商品を並べる棚、椅子などのあらゆるインテリアにこの柄が使われていたことがわかります。



「Dior」を創業する前の1928年、ディオールは23歳の時に友人たちと小さなアートギャラリーをパリの裏路地に開き、ギャラリストとして活動していたそうです。

ファッションとインテリアとアート…

彼にとっては、どれも「Dior」を表現するうえで重要なピースであったことでしょう。

FLUXUS(フルクサス)では、インテリアの出張相談や当ギャラリーにてペルシャ絨毯をご覧いただけるような環境を整えることができます。 外出を控えられたい方、少しでも安全性の高い場所でインテリアを楽しみたい方、どうぞお気軽にご相談ください。

それでは素敵な週末を…


FLUXUS

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